多くの人が一度は聞いたことのあるフレーズ【ダイヤモンドは永遠の輝き】。
永遠の象徴として美しく輝くダイヤモンドは、今も昔も、特別な宝石として人々に愛されてきました。
エンゲージリングやマリッジリング、恋人へのプレゼント等、愛を語るには欠かせない唯一無二の輝きを放つダイヤモンド。
地球上で最も硬いダイヤモンドは、その硬さから「固い絆を結ぶ」とされ、ダイヤモンドを贈ることは、心から大切な人へ永遠の愛を伝えるという意味が込められているのです。
古代には戦へ向かう際や災いを避けるため、現代では二人の愛を確かに固く結ぶための【お守り】としても人々に寄り添ってきたダイヤモンド。
人生のステージにおいて、今、ダイヤモンドがあなたの元へ導かれてやってきてくれることも、ダイヤモンドが何故か気になり、無性に惹かれることも、確かな理由があるのです。
ダイヤモンドに宿るお守り効果その歴史と特徴
永遠の輝きを持つダイヤモンドには、語りつくせないほどの長い歴史と、他にはない唯一無二の特徴があります。
すべてを語るにはとても一つの記事では表現しきれないダイヤモンドについて、押さえておきたいポイントをまとめました。
ダイヤモンドの歴史
ダイヤモンドは歴史が深く、約45憶年前にできたとされているものが最も古いと言われています。
その後、紀元前7、8世紀頃にマグマの噴出によって地表へと出てきたことで、人々の目に触れるようになったようです。
ダイヤモンドは原石のままでは輝く光を発することがありません。
そのため、最初はただの固い石と思われており、色の美しいエメラルドやサファイヤ、ルビー等と比べて価値は1/8以下とされ、すぐにその大きな魅力に気づく事がないまま時が流れたのです。
1475年にベルギーのルドウィグ・ヴァン・ベルケムがダイヤモンドを同じダイヤモンドで磨くという方法を発見したことで、他にはない七色に輝く本来の美しさが人々に知れ渡るようになりました。
その後、急速にカット、研磨技術が進化していきますが、最も美しく輝くブリリアントカットが開発されたのは20世紀であり、長い歴史を見るとここ最近のように感じられます。
最初はただの石だと思われていたダイヤモンドが、その価値に気づき、更に様々な方法で磨かれることで輝きが増していき、現代では決して他には代えられない特別な宝石と称えられています。
よく才能が開花される前の、きらりと光るような何かを持つように見える人のことを、ダイヤの原石と呼ばれます。
まさに、ダイヤの原石というのは、ダイヤモンドの歴史が物語る象徴と言える言葉なのでしょう。
ダイヤモンドの特徴
炭素でできた鉱物であるダイヤモンドは、モース硬度「10」で地球上に存在する物質のなかで最も硬いとされています。
硬度が高い石は、摩擦やひっかき傷に対する抵抗性が非常に高いということです。モース硬度10に分類される石はダイヤモンド以外にありません。
ただ、炭素でできているため靭性はさほど高くなく、瞬間的に大きな力を加えることで割れてしまうのも特徴です。
小学生の時に光の分散という実験をしたことを覚えていますか?
ダイヤモンドには光の屈折率(光が曲がる率)分散率(反射する率)が非常に高いという特徴があります。
ダイヤモンドは光が入ると内部で非常に鋭い角度で反射します。
カットされることで、反射した光がさらに違う面に当たり、また屈折して反射するということを繰り返しながら多くの光が分散されており、その様子が私たちの目には【キラキラと輝く】ように見えるのです。
ダイヤモンドはその硬度から、宝石以外にも様々な用途が知られています。
石材や金属を切断するのに使われており、道路工事などでアスファルトを切断しているのもダイヤモンドカッターの一種です。
レコードの針としても使われており、細く磨き上げて作られる針は、それ相応の耐摩耗性と強度が必要なため、ダイヤモンドが選ばれています。
粉末状に加工された研磨剤は、包丁を研いだり、お風呂の鏡を磨く道具などにも使用されています。
また、人の歯が持つエナメル質に負けない強さを持つダイヤモンドは、歯を削るためのドリルにも使用されています。
実は私たちの身の回りに使われているダイヤモンド。
このような用途のダイヤモンドは、宝石として使用できない品質のものが利用されることが多いです。
ダイヤモンドは自然界で生まれており、様々な色が存在します。
色がついたものはカラーダイヤモンドと呼ばれ、レッド、ピンク、パープル、ブルー、グリーン、バイオレット、オレンジ、イエロー、ブラウン、グレー、ホワイト、ブラックの12色があります。
特に発色が美しく透明度が高いもの(ブラウン、グレー、ホワイト、ブラック以外)はファンシーカラーダイヤモンドと呼ばれ、高値で扱われることも。
※それぞれのカラーの意味については後に記載しますので是非参考に。
このように、ダイヤモンドには他にはない大きな特徴がたくさんあります。
知れば知るほどハマってしまうダイヤモンドの魅力はここでは語りつくせないほど無限に溢れています。
ダイヤモンドの価値を表す4C
ダイヤモンドの4cとはアメリカの宝石学校教育機関GIAが考案したダイヤモンドの評価システムのことです。
4つの評価対象である【Cut】【Carat】【Color】【Clarity】の頭文字から取られています。
ダイヤモンドのお守り効果
これほどまでに人々を魅了するダイヤモンドとはいったいどのような不思議な力があるのでしょうか。
ダイヤモンドという言葉は不屈、無敵、制服されないといった意味を持つ、ギリシャ語の【adamas】から来ています。
この言葉はラテン語の「adamare」(情熱的に愛する)の意味に似ています。
日本の和名では「金剛石」と呼び、金属の中で最も硬いものと言う意味を持っています。
不屈、無敵、征服されないという言葉だけでも、【お守り】としての効果を感じることができますが、ダイヤモンドはその形からも、守ってくれると信じられる要素に溢れています。
二つのピラミッドの底辺を合わせたような正八面体の原石は外からの影響を受けにくく、侵略されないという意味があり、古代から魔除けや、人々を災いから守ると信じられてきました。
宝石としてのダイヤモンドは4Cで価値を評価されてしまいますが、元々はその原石そのものが、お守りとして重宝されていたのです。
その魔力を保つためにあえてカットしないという文化があったとか。
自分を守ってくれると信じて、お守りとして身につけるのには、古代の人々には十分すぎる理由です。
ダイヤモンドの石言葉
ダイヤモンドの石言葉は 【永遠の絆】【純愛】【純潔】【変わらぬ愛】。
4月の誕生石としても有名です。
一般的なダイヤモンドは無色透明ですが、カラーによってそれぞれの石言葉があります。
あなたがピンと来る色、石には今のあなたにとって必要なメッセージが込められているかもしれません。
- レッドダイヤモンド・・・・・幻のダイヤ・永遠の命
- ピンクダイヤモンド・・・・・完全無欠の愛・最終決定・可憐・優美
- オレンジダイヤモンド・・・・心の調和
- イエローダイヤモンド・・・・富・自信・神々しさ・金運の向上・イメージの具現化
- グリーンダイヤモンド・・・・恵み・安らぎと健康
- ブルーダイヤモンド・・・・・幸福を願う・永遠の幸せ
- バイオレットダイヤモンド・・潜在能力・スピリチュアル
- パープルダイヤモンド・・・・華やかさ・愛情
- ブラウンダイヤモンド・・・・カリスマ性・威厳
- グレーダイヤモンド・・・・・あるがまま・強さ・自分らしく
- ブラックダイヤモンド・・・・不屈・革新・超越・誕生・征服
元々は男性が身に着ける石だった
ダイヤモンドは無敵の強さを持つとされ、魔除けや古代ローマ王等戦いの時に身に着けていたと伝えられています。
その硬さから不屈の象徴とされ、正義や勝利をもたらすものとして、戦に向かう男性が身に着けていたのです。
戦に向かっていく時に、自分を守り勝利を導いてくれると信じていたことは、まさに当時の人々にとっては【お守り】だったと言えるでしょう。
パワーストーンとしてのダイヤモンド
強い輝きが邪悪な目を追い払い、身に着けるものを厄災から守るとされていました。
悪夢や不眠から逃れるためにダイヤモンドを枕元に入れるなど、色んな言い伝えがあります。
持ち主のあらゆる力を増幅させる効果を持つダイヤモンドは、ポジティブもネガティブもどちらの感情も増幅させる力を持っています。
暖かな愛や想い、叶えたい未来へのイメージや溢れる希望などへ向かっていく力を与えてくれることもあれば、嫉妬や恨みなどの負の感情も大きくさせてしまうこともあるかもしれません。
大きな力を持っているダイヤモンドを効果的に持ち続けたいのならば、石の意味にもあるように、純粋で真っすぐな変わらない愛を心の真ん中に常に意識したいものです。
ダイヤモンドは持ち主を選ぶ
そんな効果があるダイヤモンド、実は持ち主を選ぶと言われています。
ダイヤモンドは石。自然の鉱物です。
そんな自然界に存在するダイヤモンドとあなたとの出会いは偶然ではなく、必然です。
今まではダイヤモンドなんてひとごと、、と思っていても、ある日突然、何故かダイヤモンドが気になるという現象が起きることがあります。
人はどんなに頑張っても縁のないものとは巡り合いません。
あなたが、ダイヤモンドを気になる日が来たら、ふと立ち寄ったジュエリーショップでダイヤモンドが目にとまることがあるとするならば、
それは、ダイヤモンドがあなたを呼んでいて、あなたを待っているから。
ダイヤモンドは、あなたに選ばれるその日をずっと待っているのです。
ダイヤモンドのジュエリーを身につけていても、すぐに壊したり無くしたりしてしまう人もいるのです。
それは、もしかすると、ダイヤモンドが持つスピリチュアルなパワーが、今のあなたには合っていないということかもしれません。
嘘つきがダイヤモンドを持つと表面が曇るという言い伝えもあったほどですから..。
ダイヤモンドに惹かれる理由
ダイヤモンドは、純粋無垢な宝石。
その輝きに人は魅了され、一度は手に入れたいと思ってしまう、誰もが憧れる存在です。
永遠に対するあこがれや、恋愛としての感情や意識が強くなったときに、目に留まる回数が増えるかもしれません。
暖かな本当の愛をあなたが持てるようになった時、これからの人生が豊かになっていく時に自然と惹かれる方が多いようです。
輝くダイヤモンドが気になり、目に留まる、惹かれるということは、あなた自身からも輝くものが発せられている何よりの証拠です。
人は、自分の中にないものを、外側に見出すことはできません。
ダイヤモンドを見て、綺麗だな、美しいなって思うのなら、あなたはすでにダイヤモンドにも負けないような美しさや輝きを自分の中に持っているということです。
今身に着けたいダイヤモンド
ダイヤモンドはジュエリーとして身に着けることが一般的です。
ここでは私が今一番おススメしたいダイヤモンドのジュエリーを紹介します。
見ているだけでも心がキラキラしてときめくような美しい指輪やネックレス、是非参考にしてください。
お守りとして身に着けるのであれば、普段使いしやすいようなシンプルなものがベストですが、先ほども言ったようにダイヤモンドはあなたに選ばれるのを待っています。
たくさんの幸せが続いていくことを願うブルーダイヤモンド。
シンデレラになれるリング。
ハートのモチーフで可愛く、可憐に輝く。
本当に大切な人と永遠に愛を誓う、一度は憧れるデザイン。
お守りとして身に着けるのであれば、ネックレスやブレスレットがおススメです。
十字架等お守りらしいデザインは、守ってくれる安心のカタチ。
あなたを守ってくれるように、より幸せになれるように、願いを込めやすいですね♡
ダイヤモンドを身に着けていることで今よりもって自信を持つことができ、今まで挑戦できなかったことにも、向かっていくことができますよ!
自分でも購入しやすい華奢なデザインのブレスレットです。
時計と重ね付けいてもアクセントになり可愛らしいです♡
手首につけると、目に触れる事が多いので、守ってもらっている事を実感しやすいですね!
胸元にきらりと光るダイヤモンドは、あなたを見る相手側の目にしっかりと焼き付けられます。
あなたを見た時に、何かに守られている事がわかると、見た相手はよりあなたの事を大切にしようと思うはず。
こちらはオシャレな片耳用ピアス。
両方の耳に十字架ってちょっとつけづらいイメージですが、片耳だからこそ、気軽に身に着ける事ができます。
ダイヤモンドを囲むゴールドは、しっかりとあなたを大きな力で守ってくれることでしょう。
ダイヤモンドのお守り効果を保つお手入れ方法
先ほどもお伝えしたように、ダイヤモンドは決して壊れれないとは断言できません。
ダイヤモンドを使用したジュエリーをお手入れする方法は、週に1度か2度、刺激の少ない食器用洗剤を水に混ぜるなどしてやさしい脱脂洗浄剤につけます。その後、柔らかい歯ブラシ等で優しく汚れを落としてください。水ですすいだら、柔らかい布で丁寧に乾かしてください。
このようなお手入れセットを使用すると、とても簡単です。
パワーストーンとしてダイヤモンドを使用している場合は、月の光に当たるように月の見える晴れた日の夜に窓際に置いたり、水晶(クラスターやさざれ石)の上に置き、浄化させてあげることも必要です。
ダイヤモンドをお守りとして長く使用したい場合は、その力を保つために定期的に浄化してあげてください。
大切にお手入れしてあげることで、ダイヤモンドとあなたはますます結び付きが強くなり、今よりもっと、あなたを守ってくれることでしょう。
ダイヤモンドのお守り効果は永遠の愛を守る
ダイヤモンドには、あなたを守ってくれる特別な力が宿っています。
それはあなた1人だけではなく、愛を誓い合う2人の大切な想いも、確かに守ってくれることでしょう。
形あるものはいつか壊れます。
ダイヤモンドは、永遠の愛の象徴ではありますが、目に見える物質である以上、100%壊れることがないと言い切れないのが事実です。
しかし、形に見えない大切な想いや、2人が重ねてきた時間、真実の愛は、決して壊れることがありません。
いつまでも、あなたの心の中で、2人の心の中で、ダイヤモンドに負けない輝きを放つことができるのです。
そんな二人の絆を固く結び続けるための【お守り】として、是非、特別なダイヤモンドを選んでくださいね♡
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