映画グレイテストショーマンの挿入歌で、壮大なバラード、美しくも切ない気持ちを胸が熱くなる表現をしているNever Enough。
この歌は、あなたがいないと決して満たされない、という意味で歌われ、訳されていますが、この曲のメロディ、エネルギーの強さは、決して渇望しているような、切なく苦しいだけのもののようには私には聞こえないのです。
そこで、その大きな愛を表現したこの歌の意味を、胸がぎゅっとなるような切なさで終わらせず、ポジティブな未来へ続いていく愛のメロディとして聞き、捉える事であなたがより幸せな気持ちを味わえるように、記事にしてみました(*^^*)
Never Enoughの和訳
I’m trying to hold my breath
Let it stay this way
Can’t let this moment end
You set off a dream in me
Getting louder now
Can you hear it echoing?
息を止めて、願ってる。
もう少し、この瞬間を。
あなたが見せてくれた、膨らんでいく私の夢を。
あなたの中にも、その音は響いてる?
Take my hand
Will you share this with me?
‘Cause darling without you
手をつないで、側にいて?
あなたと一緒じゃなきゃ、その夢を見続けることはできないから。
“All the shine of a thousand spotlights
All the stars we steal from the nightsky
Will never be enough
Never be enough
Towers of gold are still too little
These hands could hold the world but it’ll
Never be enough
Never be enough”
無数のスポットライトの輝きを浴びても、
この夜空に輝く星たちをすべてかき集めたとしても、
私ひとりでは、ダメなの。
黄金の舞台なんて、ちっぽけで、例えこの世界すべてを掴んだとしても、あなたには代えられない。
あなたと一緒だから私は輝くの。
“For me
Never, never
Never, never
Never, for me
For me
Never enough
Never enough
Never enough
For me
For me
For me “
もっと高く、もっと遠くへ、
もっと愛して、尽きる事はない。
私はあなたと、あなたと一緒に、
わたしは、あなたと愛で満たされていく。
あなたがいないと満たされないという状態とは

あなたがいないと決して満たされない、それは人生において、もっとも彼が必要で、彼がいない人生は輝きを失い、意味のないことのように思えるのではないでしょうか。
欠乏感や依存心、自分ひとりでは満たされず幸せにもなれない、だからあなたが必要・・という幸せや自分の価値を、あなたという愛する存在に丸投げしてしまっているような、そんな感覚を満たされないという言葉からは感じられます。
でも、それほどの深い愛は、見方を変えればどれだけ愛しても尽きることのない、とても深く、暖かく、愛する力も同時に持っていて、それは全て確かに永遠に存在する真実の愛ということだと思うのです。
愛が足りない、あなたがいないと自分は輝けない、この世の光を失うようではなくて、どんなスポットライトや星空の輝きよりも、あなたが持つ愛が、何よりも光輝いている・・・それほどに、自分は愛している、同時に相手からの愛に包まれているという意味ではないでしょうか。
そう捉える事で、この曲は悲劇のヒロインから強くて逞しい、幸せな主人公が自分の愛に自信を持って伝えているものへと変容します。
愛も、価値も、自分の中で感じることも、大きく膨らませていくこともできますし、それは例え、誰か愛する対象がいなくても、自分ひとりで満ち足りる人生を送ることは可能なのです。
それでも、その幸せや、愛を、その特定の誰かと共有したい、感じ合いたいということは、それ自体がとっても幸せで、深い愛であることは間違いありません。
そして、その人への愛、その人との愛で、自分がもっと、もっと、∞に成長、進化、していける、それはずっと、決して尽きることがなく、広がっていくものなのです。
グレイテスト・ショーマンが求めていた答え、すべては愛だった

『グレイテスト・ショーマン』は、夢と成功を追い求めるP.T.バーナムの物語。
しかし彼が最後に気づくのは、「すべては愛だった」という真理です。
貧しい少年だったバーナム、成長して大人になり、妻チャリティと子どもたちに最高の人生を与えようと奮闘し、個性豊かな人々を集めてショーを作り上げます。成功を手にし、一流の社交界にも足を踏み入れますが、名声を追うあまり大切な家族や仲間との絆を見失ってしまいます。
すべてを失いかけたとき、彼はようやく気づきます。ショーの輝きも、観客の喝采も、本当に求めていたのは「愛する人々とのつながり」だったと。彼は仲間たちの元へ戻り、家族のもとへ帰る。そして、ショーは再び幕を開けるのです。
最終的にバーナムが選んだのは、富や名声ではなく、「愛こそが最高のショー」 という答えでした。
追い求めていたものは、幻想で、本当はすでに全部手にしていたということに最後は気づいたのですよね(*^^*)
すべては手の中にある
だけどまだ、未来は広がっていく
もっと夢を、もっと愛を
終わりのない幸せへと
それこそが、そのすべてが人生と言う名のショーなのだと。
Never Enoughは尽きる事のない大きな愛を歌っている

この曲は、主人公が成功を手にする場面で歌われますが、物質的な豊かさでは満たされず、「本当に大切なものは心の中にある」 というメッセージが込められています。
「Never Enough」は「決して尽きない」「果てしなく広がる愛」と解釈することで、愛の深さや夢への情熱を表現した感動的な楽曲です。
もっと、もっと、無限に、永遠に広がっていく愛。
どれだけの、成功や、美しさ、称賛や強い光を浴びたとしても、それはあなたへの愛、あなたとの愛があるから。
あなたがいるから、私はもっと高く、遠くまで羽ばたけるし、輝いていられる。
あなたという愛する大切な存在が、この世の価値あるすべてを遥かに超越したものであることを、証明した歌なのだと思っています。


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